【最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術】
インフォメーション
題名 | 最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術 |
著者 | 若杉アキラ |
出版社 | 日本実業出版社 |
出版日 | 2019年6月13日 |
価格 | 1,540円(税込) |
仕事、お金、人間関係、片づけ、育児──ムダを手放せば、自由な時間が手に入る! 「残業代で生活しない」 「SNSを見ない」「エナジーバンパイアとつきあわない」「疲れ比べをしない」など時間のミニマル化を実践する70のコツを紹介。
引用:日本実業出版社
ポイント
- 「時間の余裕」をつくるためには、どの仕事が重要か見極めることが大切だ。仕事の全体量を減らし、「重要な仕事」に時間とパワーを集中させることが必要だ。
- お金について学ぶことで、お金のムダや時間のムダを減らし、人生の幅を広げていくことができるのである。
- 「時間のムダ」を捨てるには、楽しみにとっておいた「やりたいこと」を優先していいのである。
サマリー
「時間のムダ」を捨てる
著者は、いわゆる「ワーカーホリック(仕事中毒)」で、仕事以外のまわりのことが見えていなかった。
しかし、長女が3歳の時、初めての「娘と2人きりのお出かけ」で近所の公園に行った。
娘は「ママとブランコした」「お砂場した」といろいろと話してくれたが、その中に、パパである自分はいなかった。
その時、仕事と引き換えに、家族との時間を失い、わが子の成長を見つめる時間まで逃してきたことに気づいた。
それから、家族との時間を増やすため、これまでの時間の使い方をかえていくことにした。つまり、自分にとって本当に大切な時間を見極め、それ以外は捨てていくことにしたのだ。
少しずつ「時間のムダ」を捨てた結果、週3日働けば十分まわっていく暮らしの基盤をつくり、妻と二人の娘と過ごす時間を大切にしている。
自分にとっては「家族との生活を楽しみ自分のペースでやりたい仕事をする」ことが幸せだと気づいたのだ。
人それぞれの、自分にとって自由な時間こそが、人生を豊かにするものだ。
本書では、「時間のムダ」を捨て、「自由な時間」を確保する方法を紹介する。会社や仕事、他人に振り回されることなく、最適な「人生のペース」を見つけるきっかけになれば嬉しい。