【外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します】
インフォメーション
題名 | 外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。 「最高の生産性」を生み出す仕事術 |
著者 | NAE |
出版社 | 日本実業出版社 |
出版日 | 2017年12月14日 |
価格 | 1650円(税込) |
仕事の手戻りが多い、つくった資料は上司のダメ出しだらけ、議事録がうまく書けない……。こうした悩みを解消し、効率よく仕事をこなすコツを、月間10万PVブロガー&現役外資系コンサルタントが初公開。一生モノの「仕事の基本」が身につく。
はじめに 「無理難題」が生産性を高める
CHAPTER1 「仕事の速さを3倍に上げようか」
CHAPTER2 「30秒以内で簡潔に説明してくれる?」
CHAPTER3 「え、そんなメール見てないよ」
CHAPTER4 「クライアントから一発OKをもらって」
CHAPTER5 「今度の会議の仕切り役、任せるよ」
おわりに 「無理難題」の解決こそ「仕事の基本」が大切
引用:日本実業出版社
ポイント
- ベストプラクティスとは、先人たちの過去の経験から効果が実証されている再現可能な仕事の「型(基本)」いわば生産性を底上げする武器だ。コンサルティングの現場で、毎日、「型」を活用している筆者だからこそ、「生産性を高めたければ無理難題に挑め」と伝えたい。
- 若手時代の筆者を負のスパイラルから救ったのは、ベストプラクティスという武器そのものではなく、「ベストプラクティスを愚直に実行せよ」という言葉がくれた、斜に構えず面倒がらず、素直に修行に励む覚悟だったのだ。
サマリー
「無理難題」が生産性を高める
本書は、日常的な仕事の悩みを一つひとつ解決する「生産性をあげる方法」の紹介を通じて負のスパイラル状態から抜け出す「きっかけ」を提供する。
生産性とは「時間あたりで生み出す価値」を指す。
仕事全体から価値を生む部分を見極め、時間と労力を集中投下する。
価値を生まない部分に割く時間を減らす。
こうして生産性を上げる仕事術を実践する中で、「小さな成功」をきっかけに正のスパイラルに乗る。
これが本書が目指すゴールである。
筆者は現在、外資系企業でIT戦略コンサルタントとして働いているが、入社5年目くらいまでの若手時代、「負のスパイラル」の最中にいた。
第一志望の外資系コンサルティング企業に入社できたものの、受験勉強「は」できる典型的な「お利口さん」で、はっきり言ってノーバリューコンサルタントだった。
そんな筆者は「ベストプラクティスを愚直に実行せよ」との言葉に出会い、目を覚ました。
ベストプラクティスとは、先人たちの過去の経験から効果が実証されている再現可能な仕事の「型(基本)」いわば生産性を底上げする武器だ。
コンサルティングの現場で、毎日、「型」を活用している筆者だからこそ、「生産性を高めたければ無理難題に挑め」と伝えたい。
無理難題のほとんどは、「型」の応用で解決できるため、生産性を上げるうえで、良い実践の場になるからだ。