【キャッチコピー力の基本】
インフォメーション
題名 | キャッチコピー力の基本 |
著者 | 川上徹也 |
出版社 | 日本実業出版社 |
出版日 | 2010年7月 |
価格 | 1,430円(税込) |
仕事で一番必要なのに、誰も教えてくれなかった「言葉の選び方、磨き方、使い方」を、わかりやすく解説します。名作コピーを中心にした「普通→見本」のフォーマットによって、「刺さる、つかむ、心に残る」コピーのつくり方77のテクニックが身につきます。
引用:日本実業出版社
ポイント
- 現代社会においては、「ネーミング」「タイトル」「見出し」「決めゼリフ」など、一瞬で受け手の心に刺さり、気持ちをつかむ「ワンフレーズ」が、何よりも重要になってきているのだ。本書では、そのように短く、的確な言葉で表現する能力を、「キャッチコピー力」と表すことにした。
- 「自分に関係がある」と思わなければ、人の心は動かない。キャッチコピー力の基本は、すべてそこにある。
- 今や、「キャッチコピー力」は、普通のビジネスパーソンにこそ、一番必要なスキルになったのだ。
サマリー
はじめに
キャッチコピーというと、「コピーライターなどの専門職の人間が書くもの」と思っていないだろうか?
「刺さる、つかむ、心に残る」フレーズを書く能力は、普通のビジネスパーソンにこそ、一番必要なスキルなのだ。
企画書や提案書では、タイトルや見出しによって読む人間の真剣度合いが変わってしまう。
お店の商品の前に立てるPOPも「引き」が無ければ効果がない。
メール、ブログ、ツイッター、フェイスブックなど、ネットではすべて書き言葉が基本だが、記憶に残るのは、タイトルや見出し、印象的なフレーズくらいだろう。
話し言葉も同様で、プレゼンは印象に残るフレーズがあるかどうかが採用の決め手になり、ひと言でバシッと心に残る言葉を発することができる人が評価される。
現代社会においては、「ネーミング」「タイトル」「見出し」「決めゼリフ」など、一瞬で受け手の心に刺さり、気持ちをつかむ「ワンフレーズ」が、何よりも重要になってきているのだ。
本書では、そのように短く、的確な言葉で表現する能力を、「キャッチコピー力」と表すことにした。
本書は普通のビジネスパーソンが「相手の気持ちをつかむタイトルや見出しをつけたい」「企画書やプレゼンで気の利いた決めゼリフを考えたい」など仕事をしていて感じるリクエストに応えるものだ。
仕事で一番必要なのに誰も教えてくれなかった「キャッチコピーの基本」を実例を示しながら、やさしく、分かりやすく解説していく。
本書では、広告のキャッチコピーや、書籍のタイトル、雑誌新聞の見出しなどから引用した「見本」として多くの例をあげている。
本書をいつもデスクの上に置いて、辞書代わりに使っていただけたらうれしい。
「キャッチコピー力の基本」の基本3ヵ条
1.自分に関係があると思ってもらう
「自分に関係がある」と思わなければ、人の心は動かない。
キャッチコピー力の基本は、すべてそこにある。