【ザ・インターナルブランディング】
インフォメーション
題名 | ザ・インターナルブランディング |
著者 | 栗原隆人 鵜川将成 著 |
出版社 | 同友館 |
出版日 | 2021年01月 |
価格 | 1,760円(税込) |
インターナルブランディングによる企業変革を小説仕立てで解説。登場人物にはさまざまな理論や事例を語らせながら、組織変革に関わる人々の感情の変化を描き、プロセスを追体験、成功イメージを形成させます。読書を楽しみながら、インターナルブランディングの考え方が身につきます。
引用:同友館
ポイント
- インターナルブランディングは、組織風土改革やビジョン浸透などと言い換えることもできるが、組織の温度を上げ、自分から行動する社員を増やして、健全な組織へと改革していくことなのである。
- 組織改革の第一歩は、会社の中で今何が起きているかを、できるだけ正確につかむことである。
サマリー
はじめに
2020年、あまりにも突然に私たちの環境は大きく変化した。
未来がどうなるかわからない不安と、リモートをはじめとする顔の見えない働き方の中で、組織への帰属意識が下がり、挑戦に対して臆病になる現状が見えてきた。
一方で、会社に対して愛着を感じている人も増えている。
仕事が楽しくて、チームを愛する人々が協力し合い、素晴らしいことを成し遂げる。
そんな企業が一定数存在するのだ。
インターナルブランディングは、組織風土変革やビジョン浸透などと言い換えることもできるが、組織の温度を上げ、自分から行動する社員を増やして、健全な組織へと改革していくことなのである。
組織改革の立ち上げ
企業の組織変革の立ち上げは、課題意識を持った数人のメンバーから生まれる。
さらに、トップの意図を汲み、志を同じく持つ現場のリーダーを任命するのだが、必ず満たして欲しい条件がある。
一つは、専任の担当者を置き、特にリーダーは専任にすること。