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【三代目が会社をつぶす!?】

インフォメーション

題名 三代目が会社をつぶす!?
著者 五島宏明
出版社 同友館
出版日 20151年1月26日
価格 1500円(税込)

 

 ベビー子供服専門店の三代目社長となり、24店舗のチェーンにまで成長させるも、45歳で会社は倒産し、自己破産。ソープランドの運転手を経て、経営コンサルタントとして第二の人生を歩む著者が、苦しみの中で学んだ真実!

引用:Amazon

ポイント

  • 三代目は、生まれ落ちたときからすべてが揃っており、「当たり前」からのスタートである。会社に入ってからもすべて準備されており、「当たり前」だから自社の強みが見えない。

  • わたしは、倒産したあと、猛勉強し、中小企業診断士試験に合格し、第二の人生を歩み出した。これからは、わたしと同じような二代目・三代目のおごりや過信から来る倒産を防ぐために、コンサルタントとして全力を尽くしたい。

サマリー

三代目として生まれ

わたしは、祖父が創業した子供服の会社の後継者として生まれ、大切に育てられた。両親は忙しく、遊んでもらった記憶がないが、欲しいものはなんでも買ってもらえた。親の敷いた安全なレールの上を歩き、痛みや厳しさを知らないまま育ち、自己中心的であったと思う。

大学卒業後、父の知り合いである婦人服チェーンに、3年間の修業という条件で就職したが、家業が厳しい状況になり、2年半で実家に戻る。

家業を継ぐ

常務取締役

わたしは2年で会社を再生させて、常務取締役に就任した。

地域一番店として、時流に乗り、ロードサイド店舗を展開していった。会社を大きくするために、チェーン化こそが正しい道だと信じ、そのためのセミナーを片っ端から受講。チェーン化のためには、オリジナルブランドを作り、価格主導権を持つことが必要という結論に達し、ブランドを作る。多産の象徴のウサギをメインキャラクターにし、ウサギの「ホップ、ステップ、ジャンプ」のイメージから、ブランド名を「STEP KIDS」と、父が名付けた。

社長就任

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