【ディスカバリー・ドリブン戦略 かつてないほど不確実な世界で「成長を最大化」する方法】
インフォメーション
題名 | ディスカバリー・ドリブン戦略 かつてないほど不確実な世界で「成長を最大化」する方法 |
著者 | リタ・マグレイス著/入山章栄監訳/大浦千鶴子訳 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
出版日 | 2023年8月23日 |
価格 | 2,640円(税込) |
「不確実性」が常態化してしまったこの世界で、新しい戦略が必要だ。
これまで信じられてきたポーターの「理論」はもう古い。
競争優位を確立した企業がその後、立ちゆかなくなるのはなぜか? それは競争優位が不動のものだと勘違いしているからだ。
どんなに成功を収めた企業でも常に「次」に備えなければいけないが、大企業や一度競争優位を獲得した企業ほど、そのベストなタイミング「転換点(Inflection Point=自社のビジネスの根本が変わる局面)」を見逃しがちである。
転換点とは、ここを過ぎてしまうとすべてが取り返しのつかないほど変わってしまうポイントを指している。
このタイミングを迎えているとき、組織のリーダーは次のようなことを感じるようになる。
引用:東洋経済新報社
ポイント
- 将来のことはわからない。「仮定」を意図的に置いて計画を立てる。
- 不確実な取り組みにおいて何が「成功」なのかを明確にする。
- みなでチェックポイントを洗い出し、了解事項として握っておくプロセスが重要なのだ。
サマリー
はじめに
現代の圧倒的に不確実性の高い事業環境下で、新規事業やイノベーションに取り組み、奮闘しながらも悩んでいる企業やビジネスパーソンは多いだろう。
本書はそういった方々に、鮮明な示唆を与える必読書である。