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【マーケターのように生きろ: 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動】

インフォメーション

題名 マーケターのように生きろ: 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動
著者 井上 大輔
出版社 東洋経済新報社
出版日 2021年2月19日 発売
価格 1,760円(税込)

 

「マーケター」とは「職種」ではない。「生き方」であり「働き方」である。

その「自分の価値」を最大化する思考と行動を解説する。

引用:東洋経済新報社

ポイント

  • 「求められる」人になることこそ、「個」を際立たせることに他ならない。

  • 自己主張や自我を抑え、相手からスタートする。

  • 相手からスタートする点に気が付くと、目に見えて企画の成功率が上がっていった。

サマリー

はじめに

「相手を良く知り、その期待に応える」という生き方がある。

自分を表現するのではなく、人の期待に応えることを追求するのである。

そのためには、相手を良く知り、相手が何を求めているかに思いを巡らせ、自分にできる精一杯でそれに応える。

本書では、そのような生き方を「マーケッターのように生きる」と呼んでいる。

マーケティングとは、そうして「常に相手からスタートする」という考え方を体現したものだからである。

このように生きると、職場で「求められる」人になる。

また、仕事の報酬とは誰かの役に立ったことへの見返りなので、おのずと金銭的にも報われる。

「求められる」人になることこそ、「個」を際立たせることに他ならない

マーケターのように生きるということは「自分らしく」輝くことなのである。

自分を表現しない

自己主張や自我を抑えた結果

私は、ソフトバンクの広告部門で働いている。

過去にはニュージーランド空港、ユニリーバ、アウディ、ヤフーなどでマーケティングの仕事を続けてきた「マーケター」である。

ありがたいことに外部での講演会や研修講師のご依頼を頂く機会も多く、2019年は年間30回以上、人前でお話させてもらった。

その他、週刊東洋経済で連載を持ったり、出版したり、雑誌などのメディアに取材して頂いたり、朝の情報番組にも出演させて頂いた。

そうした活動を目にした経営者からご依頼頂き、4社に顧問として入らせて頂いている。

これだけ書くと、強い自己主張を持った人間だと想像されるかもしれない。

「セルフブランディングに力を入れていますね」と言われることもある。

しかし、このような機会を頂くようになったのは、自己主張や自我を抑え、相手からスタートすることを意識するようになってからなのである。

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