【どこからが病気なの?】
インフォメーション
題名 | どこからが病気なの? |
著者 | 市原 真 |
出版社 | 筑摩書房 |
出版日 | 2020年1月6日 |
価格 | 924円(税込) |
私たちは元気なときもあれば、病気のときもある。「がんです」と診断されても自覚症状がない場合もある。その境界線はどこにあるのだろう?病理医ヤンデルが教える病気のしくみ。
引用:筑摩書房
ポイント
- 病気だと決めるのは「自分」「医者」「社会」である
- 体調を崩す最大の要因は、「ひとつの何かに偏りすぎてしまうこと」である
サマリー
病気ってどうやって決めるの?
私たちは時に病気になるが、自覚症状がない時もある。その境界線はどこにあるのだろうか。インターネットで病理医ヤンデルとして有名な著者が病気の仕組みを教える。
病気だと決める人は誰?
病気だと決めるのは「自分」「医者」「社会」である。
あなたはおなかが痛くなった時に、すぐに病院にいくだろうか。恐らくいかないと思う。それは、一時的なものですぐに治ると未来を予測しているからである。
その予測が当たり続ける限り、医者に行く必要はない。つまり病気かどうか決めているのは自分自身という事になる。
その予想が外れるときもしくは周囲の人々に勧められて、私たちは医者に行くのだ。