【思考の整理学】
インフォメーション
題名 | 思考の整理学 |
著者 | 外山 滋比古 |
出版社 | 筑摩書房 |
出版日 | 1986年4月24日 |
価格 | 572円(税込) |
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。
引用:筑摩書房
ポイント
- AIが台頭した今、「考える」ことの重要性が高まってくる。自ら思考しなければ仕事は奪われてしまう。
・自ら思考するポイントは ①考えを寝かせる ②メモに書き出す ③異なる分野の人と会う
サマリー
日々の考えを整理するには
お茶の水女子大学の名誉教授で、英文学・教育論・ジャーナリズム論など、幅広い分野を研究した、著者の「外山滋比古」氏。
これまでの学校教育は「偏差値至上主義」に支配され、知識を詰め込むだけの退屈な教育でしかない。
学校での学びは、所詮先生と教科書に引っ張られるものでしかないのだ。
それはまるで「グライダーのような学び方」である。
言われた通りに行動する力(グライダーとしての能力)は培われるが、「飛行機」のように、みずから考え飛び立つ能力を培うには適していない。
もしグライダー能力が全くなければ、基本的な知識すら習得することは難しくなるため、決してグライダー能力そのものを鍛えることが悪いわけではない。