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【むしろ暴落しそうな金融商品を買え!】

インフォメーション

題名 むしろ暴落しそうな金融商品を買え!
著者 吉本 佳生
出版社 幻冬舎
出版日 2012年11月28日
価格 902円(税込)

 

 

過去20年以上の間に、株や投資信託、外貨などの金融商品に投資をしてトータルで儲かった人は、じつはほとんどいなかった。

最新データでこれまでの常識のまちがいを正す、投資の新しい教科書。

引用:幻冬舎

ポイント

  • 同じ資産に投資するのであっても「どういった考え方・姿勢で投資するか」のほうがずっと重要!

  • 日本人の資産運用での致命的な問題の一つは「堅実な資産運用」のやり方がまったくわかっていない!

  • 危険そうに思える資産に投資する方が、むしろ堅実な投資ができる!

サマリー

はじめに 

1990年代から、今現在までの期間で、株や投資信託、外貨などで資産運用をして、トータルでみて儲かっているという人はどれくらいいるだろうか。

恐らくほとんどいないと言っても過言ではない。

大儲けした人もいるかもしれないが、例外的な比率でしかないはずである。 

データを調べれば、昔は有効だった投資法が、いまは通用しないことがわかる。

長期・分散投資はお金を安全に増やす方法と信じている人は、かなりの確率で大損するだろう。 

リスクについて正しい知識を持たないために、銀行や証券会社からすすめられた金融商品のリスクを把握できず、思わぬ損失を被ってしまう人がとても多くなっている。

日本では、リスクの高い金融商品ほど、いい加減に売られている。 

各種のバブル崩壊や金融危機が起きた際に巨額損失を被った組織や個人は、ほとんどが、自らの相場観を過信していたからこそ失敗したのである。

金融リスクについての正しい知識は、あなたの資産を守り、そして増やすための一番の武器になる。

資産運用に必要な正しい知識を身につけてもらいたい。 

今は通用しない長期・分散投資 

考え方が投資の勝敗を決める 

これからの資産運用では、どんな資産に投資するかではなく、同じ資産に投資するのであっても「どういった考え方・姿勢で投資するか」のほうがずっと重要になっている

これまでの投資は「どんな資産に投資するか」が成功・失敗を分けた。 

株式市場全体が好調な時には、色々な銘柄を選んで分散投資しておけば、比率としては値上がりする銘柄の方が多くなりやすかったので、投資全体では儲けやすかったといえる。

しかし、残念ながら今は、長期で上昇傾向をもつ銘柄が少なく、投資時点でそういった銘柄を選ぶのが困難になっているのである。 

分散投資は有効ではなくなった 

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