【Pitch ピッチ 世界を変える提案のメソッド】
インフォメーション
題名 | Pitch ピッチ 世界を変える提案のメソッド |
著者 | Open Network Lab |
出版社 | インプレス |
出版日 | 2020年7月27日 |
価格 | 1,760円(税込) |
最短で相手の決断を引き出す最強のメソッド
シリコンバレーではじまった、スタートアップが投資家に対して短時間で行うプレゼン、それが「ピッチ」です。
従来のプレゼンとは異なり、「その場で相手の決断を引き出す」ことをゴールとしています。
本書は、日本初のスタートアップ・アクセラレーターであるOpen Network Lab(オープンネットワークラボ:オンラボ)によるピッチのノウハウを紹介しています。
ピッチを作るには、前提として「誰のために」「どんなものを」「どうやって」作るのかといった、ビジネスの結晶化が欠かせません。ビジネス創出のメソッドを一冊に凝縮しました。
引用:インプレス
ポイント
- ピッチとは、「相手の決断を引き出す提案方法」であり、決裁権を持つ人に3~5分で決断させることだ。
- ピッチが成功した人も最初からピッチができたわけではなく、的確な準備が必要である。
- 「良いものを作ればものを売れる」は真理ではない。そのものを欲する人がいるかなどの前提条件をしっかり確認しなければならない。
サマリー
ピッチとは何か?
ピッチは「相手に決断させる」もの
ピッチとは、「相手の決断を引き出す提案方法」だ。
スタートアップが、どんなに素晴らしいアイデアをもっていても、著名な投資家には話を聞いてもらえない。
彼らには日々膨大な案件が持ち込まれていて、時間に限りがあるからだ。
スタートアップに与えられた提案の時間もわずかである。
限られた時間で、機会を捉えて心をつかみ、相手を決断に導く。
「話を聞くつもりはなかった人さえも口説き落とす」
これがスタートアップに求められるピッチなのだ。
一般的にプレゼンテーションは、用意された場所で1時間程度、相手に検討材料を提示し、自らの提案が採択されることを目指す。
担当者は決裁権を持っていないことがほとんどなので、時間をかけて判断してもらう。
それに対してピッチはなんと3分〜5分で、どんな場所でも、決裁権を持つ人を対象に、その場で決断を引き出すものだ。
相手の予備知識や環境など、条件が整っていなくても、その場で相手の決断を引き出すことをゴールとするのが特徴だ。
目的や相手に合わせて重点を絞り、想像力を働かせて、短時間でも伝えて決める。
このピッチのノウハウ「人を巻き込む技術」は、ビジネスに限らず、あらゆることに活用できるはずだ。