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【実践 スタンフォード式 デザイン思考 世界一クリエイティブな問題解決】

インフォメーション

題名 実践 スタンフォード式 デザイン思考 世界一クリエイティブな問題解決
著者 ジャスパー・ウ 著/見崎 大悟 監修
出版社 インプレス
出版日 2019年9月6日
価格 1,760円(税込)

 

 デザイン思考「実践」の教科書

著者は、デザイン思考教育の総本山であるスタンフォード大学d.school在学中に、デザイン思考のファシリテーターとしてキャリアをスタートし、卒業後は楽天やメルカリでデザイン思考を実践してきました。

本書は、著者がこれまで学んだd.schoolの授業や、ファシリテーターとしてかかわってきたワークショップをベースとし、デザイン思考を身に付けるための具体的なノウハウを解説しています。

全章を通して、「実践」に重きをおいており、デザイン思考の考え方やスキルを身に付けられる構成になっています。

引用:インプレス

ポイント

  • デザイン思考における「デザイン」とは、外観を美しくするものではなく、「問題解決」のことを指す

  • すべての中心は「人」であり、問題を解決するためには、困っている「人」を深く理解する必要がある

  • デザイン思考には決まった形のフレームワークがあるわけではなく、継続してトレーニングを続け、自分の考え方として身につけていくことが必要だ

サマリー

「デザイン思考」とは

著者は、デザイン思考の総本山といわれるスタンフォード大学で学び、実際にデザイン思考を使うようになった。

「デザイン」とは「問題解決」だと考えている。

何かをデザインしたり、作ったりすることは、すべて「問題を解決すること」につながっているのだ。

日本で「デザイン」という言葉は、グラフィックデザインやビジュアルデザインといった「外観をよくする、美しく整える」という意味で使われることが多い。

しかし、デザイン思考の「Design」 という単語は、「設計する」という意味で用いられている。

つまりデザイン思考とは、「(問題を解決する方法を)設計(Design)するための考え方」である。

本書は、問題解決の方法として「デザイン思考」という、人々が持つ本当の問題を解決するための考え方(マインドセット)を「実践」することに重きをおいて、紹介している。

日本では、高齢化社会が進み、多くの外国人が働き手として日本にきている。

多様化が急速に進み、言語の壁、文化の壁、世代の壁の問題が絡み合い、正しい答えを見つけることが困難になるであろう。

そのような予測不可能な未来に備え、デザイン思考を用いて「正しく考える力」を身につけていくこと強く勧める。

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