【三千円の使い方】
インフォメーション
題名 | 三千円の使い方 |
著者 | 原田 ひ香 |
出版社 | 中央公論新社 |
出版日 | 2021年8月 |
価格 | 770円(税込) |
登場人物
・御厨琴子(みくりことこ)
真帆と美帆の祖母。73歳から「和菓子屋のおばあちゃん」の仕事を始めた。
・御厨智子(みくりともこ)
真帆と美帆の母。長年連れ添った夫に対して不満を抱いている。
・御厨真帆(みくりまほ)
御厨家の長女。元証券会社勤務で、現在は夫と娘と三人暮らしをしている。
御厨美帆(みくりみほ)
御厨家の次女。セミナー参加をきっかけに節約に興味を持つようになる。
あらすじ
※一部、ネタバレを含みます。
※本記事は要約記事ではなく、自身の言葉であらすじ及び感想を書いたものです。
三千円の使い方
「三千円くらいの少額のお金で買うもの、選ぶもの、三千円ですることが、人生を作っていく」という言葉を、御厨家では大事にしている。
真帆・美帆姉妹、そして二人の祖母である琴子、姉妹の母である智子の抱える悩み、生活とは一体どんなものなのか。
美帆の場合
美帆は一人暮らしをしている会社員。
節約家の姉に感化されて節約に興味を持ったが、まだまだ節約家への道のりは険しい。
しかし、あるセミナーに参加したことによって美帆の節約に対する見方は変わる。
そして、それをきっかけに美帆の生活は少しずつ変わっていく。
真帆の場合
真帆は消防士の夫と3歳の娘と一緒に暮らす専業主婦。
証券会社に勤務していた経験から、節約に関しては人一倍努力していた。
しかし、久しぶりに会った友人たちとは少し距離感を感じてしまう。